
アンケートフォーム作成ツールとは?選び方や活用のメリットを紹介
昔のアンケートは紙媒体が主流でしたが、現在ではオンラインで手軽にアンケートフォームを作成できるツールが多く登場しています。オンライン上で効率よくデータを回収できる点が大きな魅力です。
本記事では、アンケートフォーム作成ツールの主な機能やメリット、最適なツールの選び方を解説します。
- アンケートフォーム作成ツールとは?
- アンケートフォーム作成ツールの主な機能
- フォーム作成機能
- デザインカスタマイズ機能
- 回答収集・集計機能
- セキュリティ機能
- 他サービスとの連携機能
- アンケートフォーム作成ツールを活用するメリット
- 手間をかけずにスピーディーに実施できる
- 回答率とデータの精度を高めやすい
- 複数人で共同作業がしやすい
- アンケートフォーム作成ツールの選び方
- 目的に合った機能がそろっているか
- 予算内で必要な機能が使えるか
- 回答率を高めるための工夫があるか
- セキュリティ対策は万全か
- サポート体制は充実しているか
- 複数のデバイスで快適に回答できるか
- 他のシステムと連携できるか
- アンケートの作成方法|質問項目を作るポイント
- 目的を明確にする
- 質問は簡潔・明確に
- 質問数は必要最低限に
- 選択肢の重複や抜け漏れに注意
- 自由記述欄の活用
- テスト配信で不備を確認
- アンケート作成なら国内最大級のダイレクトリサーチサービス『ユニーリサーチ』
アンケートフォーム作成ツールとは?
「アンケートフォーム作成ツール」とは、オンライン上でアンケートを設計・配信・回収・集計・分析できるサービスの総称です。プログラミングなどの専門的な知識がなくても簡単にWebアンケートを作成することができます。質問文や回答の選択肢の設定だけでなく、デザインのカスタマイズや回答データのグラフ化までを一括して行えるツールも多いです。
アンケートフォーム作成ツールの主な機能
アンケートフォーム作成ツールの機能には様々なものがありますが、主な機能をご紹介します。
フォーム作成機能
アンケートの質問文と、回答方法(単一回答(シングルアンサー:SA)、複数回答(マルチアンサー:MA)評定尺度法(スケール)など)の選択肢や自由記述の欄を作成できます。視覚的にわかりやすいよう、画像や動画を挿入できるツールもあります。
デザインカスタマイズ機能
デザインをカスタマイズできるツールもあります。背景色やフォントの変更、バナーやロゴの挿入などができるツールを選ぶと、ブランドイメージに沿ったアンケートフォームに編集可能です。
回答収集・集計機能
回答の状況をリアルタイムで確認できたり、回答者数や回答率などを自動で集計するレポート機能があるツールも多いです。また、回答データをCSVやExcel形式でダウンロードできるツールなら、自分でより高度な分析を行う際の作業がしやすくなります。
セキュリティ機能
不正アクセスやデータ漏洩のリスクを下げるために、SSL暗号化やアクセス制限、パスワード保護などを行うことができます。アンケートで個人情報や機密情報を取り扱う場合は特に重要なポイントです。
他サービスとの連携機能
スプレッドシートやCRM、メール配信システムなどと連携する機能を備えているツールなら、配信方法や回答データの社内システムへ取り込み方の拡張性が高まります。
アンケートフォーム作成ツールを活用するメリット
アンケートフォーム作成ツールを活用するメリットを3つご紹介します。
手間をかけずにスピーディーに実施できる
ツールを使う最大のメリットは、スピーディーに実施できることです。紙のアンケートを印刷し、配布し、回収し、回答を手動で集計するという方法では、準備から集計までに多くの手間と時間が必要です。アンケートフォーム作成ツールを使えば、調査対象者が全国にいる場合でもフォーム作成後にURLひとつを配布するだけで回答を募集できるため、配布から集計までを効率的に進めることができます。
また、回答者からの意見をリアルタイムで確認でき、進捗をすぐに確認できることもメリットでしょう。
回答率とデータの精度を高めやすい
自分の都合の良いタイミングで回答できるオンラインのアンケートフォームは、紙のアンケートよりも回答率が高くなりやすい傾向があります。また、入力方法があらかじめ設定されているため、誤入力や未回答が少なく、データの精度を高めやすい点もメリットです。
複数人で共同作業がしやすい
オンラインアンケートフォーム作成ツールであれば、同じフォームを複数人が編集し、変更内容をリアルタイムで確認できる共同編集機能を備えていることが多いです。複数人でアイデアを出し合ってアンケートの設計を進める場合でも、紙のアンケート原稿をやり取りしてどれが最新版かを管理する混乱も少なく、情報共有がスムーズになります。
アンケートフォーム作成ツールの選び方
アンケートフォーム作成ツールを選ぶ時のポイントを解説します。
目的に合った機能がそろっているか
求められる機能はアンケートの目的によって異なります。無料ツールでも、シンプルな顧客満足度調査などであれば十分に対応可能です。
一方で、高精度な統計分析やブランドイメージの訴求が必要な場合は、高度な集計・分析機能を備え、デザインの自由度の高い有料ツールを検討すると良いでしょう。
予算内で必要な機能が使えるか
アンケートフォーム作成ツールの料金プランはさまざまで、無料の場合は回答数の上限や機能制限などが設けられているケースもあります。大規模調査や長期的な運用を想定しているなら有料プランを導入した方が安心です。必要な機能と予算を照らし合わせ、最適なプランを選びましょう。
回答率を高めるための工夫があるか
様々な機能が充実していても、回答率が低ければ十分なデータは得ることができません。ツールによっては、回答の進捗状況をわかりやすく示す機能や途中離脱を防ぐためのUI設計など、回答率アップにつながる工夫が施されています。また、スマートフォンからの回答を想定したレスポンシブ対応がされているかも確認しましょう。
セキュリティ対策は万全か
アンケートで扱う情報に個人情報や機密情報が含まれる場合、セキュリティ対策は非常に重要です。SSL暗号化やパスワード保護、IP制限など、ツールに備わっているセキュリティ対策機能をチェックしましょう。個人情報を含む場合、個人情報保護法に則った運用が必要です。
参考:政府広報オンライン 「個人情報保護法」を分かりやすく解説。個人情報の取扱いルールとは? | 政府広報オンライン
サポート体制は充実しているか
どの程度スムーズに問い合わせや解決策の提案を受けられるか、というサポート体制の充実度もツール選定の大きなポイントです。海外ツールの場合、問い合わせが英語のみというケースもあります。日本語サポートの有無や対応方法・対応スピードを事前に確認しておくと安心です。
複数のデバイスで快適に回答できるか
スマートフォンやタブレット、パソコンなど回答者が使用するデバイスは様々です。ストレスなく回答できる設計かどうかは、回答率に直結するため、多様な環境で表示・操作性が確保されるデザインが採用されているかが大切です。
他のシステムと連携できるか
先述の通り、顧客管理システムなどとの連携がしやすいツールであれば、より幅広い活用が可能です。業務効率化やレポーティングを考慮して、自社で使用しているシステムと連携可能なサービスかどうかも確認しておきましょう。
アンケートの作成方法|質問項目を作るポイント
ツールを選定したら、実際にアンケートを作成します。ここでは、質問項目を作る上で意識したいポイントをご紹介します。
目的を明確にする
何のためにアンケートを行うのか、目的を明確に設定します。目的を定めることで、質問の方向性や回答者の選定もスムーズになります。
質問は簡潔・明確に
長すぎる文や二重否定など、回答者が迷うような表現は避け簡潔・明確な質問文にします。シンプルで直感的に理解できるような表現を心がけましょう。
質問数は必要最低限に
質問数が多いほど回答時間が延び、回答率は下がる傾向があります。本当に必要な質問だけを厳選し、回答時間を短縮するよう心がけましょう。
選択肢の重複や抜け漏れに注意
選択肢に重複があると、自分に当てはまる回答が見つからずに離脱する可能性があります。結果をしっかりと分析するためにも、選択肢の網羅性と重複の両方をチェックしてください。
自由記述欄の活用
選択肢だけでは得られない回答を集める場合は、自由記述欄を設置します。ただし、自由記述が多すぎると回答者の負担が増え離脱や不正確な回答につながるため、必要な分だけを入れます。
テスト配信で不備を確認
自分自身や社内のメンバーで作成したアンケートのテスト回答をし、質問文のわかりやすさなどをチェックします。本番でのトラブルを防止するため、テスト段階で不備を洗い出し、改善しましょう。
▼「アンケート」についてのより詳しい記事はこちら




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